BI online

ビジネスニュースをデータ活用の視点から幅広く配信

【新規参入も活発】スポーツ用品市場は競争を激しくしながら今後も拡大

シューズやアウトドア用品が好調

6月13日、国内におけるスポーツ用品市場に関する調査の結果が矢野経済研究所によって報告されました。

報告によると、2018年度の国内における同市場の規模は1兆5635億円(前年度と比較して4.0%の増)と見込まれており、プラス傾向で推移しています。また、この背景ついて、同市場のなかでも規模の大きいスポーツシューズやアウトドア商品の販売好調が背景にあるものと指摘されています。

主要18分野の関連商品出荷額を見る

この調査は、矢野経済研究所が国内のスポーツ関連企業・メーカー・卸売業・輸入商社・小売業などを対象に、専門研究員による直接面談、ならびに郵送アンケート調査を併用する方法で行い、市場の規模、参入企業の動向また将来展望などを明らかにしようとしたものです。

なお、この調査における「スポーツ用品市場」とは、対象とするスポーツの関連商品を対象に、メーカー出荷金額(国内出荷額)ベースで算出されたものです。

対象とされているのは、ゴルフ、スキー・スノーボード、釣り、アスレチックウエア、アウトドア、スポーツシューズ、テニス、スイム、野球・ソフトボール、サイクルスポーツ、バドミントン、武道、卓球、フィットネス、サッカー・フットサル、バスケットボール、バレーボール、ラグビーの18分野となっています。

競争激化と市場拡大

報告では、同市場における注目できる点として、スポーツ用品小売りの新規参入が続いていることを挙げています。

人口減少の局面にあって、多くの分野の小売市場においてすでに市場飽和、過当競争の感があるところですが、スポーツ用品についてはフランス大手リテーラーのデカトロン(Decathlon)やWORKMAN Plus+(ワークマンプラス)などによる新規参入があることがたびたびニュースで見られます。

もちろんこの背景には、国内で2019年から2021年にかけて国際的なスポーツイベントが続くこと、また様々な企業がこれに関わるビジネスチャンスを求めていることが挙げられます。

業界外からの新規参入や業界内企業の従来商品・サービスの拡充は今後も継続し、市場競争はより厳しいものとなっていくようです。

一方で、気軽にスポーツを楽しむ人、競技を観戦する人は増加し、それによって日常生活のなかでスポーツシューズやスポーツアパレルを着用する機会も増えることが見込まれます。これにインバウンド需要も加わり、スポーツ用品市場そのものは今後も拡大していくことも予測されています。

競争をより激しくしながら拡大していくというスポーツ用品市場の動向は今後も注目されるところです。

このほか、調査結果の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top