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Tableauのパイオニア、KTさんへインタビュー(前編)

★このコラムは、Voicyをテキスト化し一部抜粋したものです。ご聴講は、こちらをクリックください。

今回のゲストはTableauコミュニティ(JTUGTabjoなど)や、DATA Saber認定制度の創設者で、データ活用のエバンジェリストであり、TableauのパイオニアのKTさんです。前半・後半に分かれています。後半回はこちらをクリックください。

自己紹介

現在は、Snowflakeに所属しており、以前は、Tableau Japan 株式会社に在籍していました。Snowflake、Tableauともにデータを用いた製品です。Tableauという素晴らしいツールに巡り会い、Tableauを用いてデータドリブン文化をもたらす大切さを実感しています。最近は、会社での仕事や個人のプライベートの活動に関わらず、コミュニティを通じてデータドリブン推進について、みんなと一緒に考える活動をしています。

Tableauについて

TableauとSnowflakeは、どちらもデータを扱う製品ですが、それぞれの役割は異なります。Tableauは「データを見えるようにする道具」です。一方でSnowflakeは「データを結集し、いつでも使える準備を整える場所」です。Tableauはデータを使って意思決定を助け、データドリブンにつながります。限りなくシームレスに、やりたいと思った瞬間にデータの内容を理解するためにはTableauというツールのその先に、掴むデータを準備しておく必要があります。Tableauをお箸、Snowflakeをお豆に例えた場合、お豆が綺麗な山となり、いつでもお箸で摘まめる状態こそが、データを活用してアクションしたい人々のパフォーマンスを発揮できると気づきました。Tableauはとても良い製品で、コミュニティ自体も色々な人のパワーがあり、どんどん大きくなってきています。そのおかげで今では、たくさんの人が上手にお箸を使えるようになりました。しかしみんなが上手にお箸を使えるようになっても、つまむ豆がなければ手持ち無沙汰になってしまいます。そんな背景から、私はお豆を用意する側に立とうとSnowflakeへ転職しました。

Tableauの女性コミュニティ「Tabjo」の立ち上げについて

実は私の最初の動機はただ単にTableauが大好きで、Tableauに可能性を感じている女性たちに出会いたかったくらいのものでした(笑)特に崇高な目的はなく、同じことを考えている仲間と、純粋にワイワイして、元気やパワーをもらえたり・・・大好きだから集まれるってすごくパワフルです。Tableauに入社する前もIT企業でTableauを扱っており、その頃から女子会をやりたいなとは思っていました。その時には時間と人脈がなく実現できなかったのですが、Tableauに入社した時に、Tableau社員がやらなかったら誰がやるんだと、Tableau女子会を立ち上げました。私の理由はそうでしたが、コミュニティなので、ひとりの思いでは成り立ちません。今も一緒に活動している初代会長の安西麻里子さんは「女性の技術者がもっと増えて、活躍できるようにしたい」という思いを持ってTableau女子会の立ち上げと発展に尽力してくれました。女性が当たり前に技術者として仕事をし、ITカンファレンスに参加している、そういう場所を作りたかったのです。こうして徐々にやりたいことがある人が集まり、どんどんパワフルなコミュニティになりました。
発足当時は、わかりやすい言葉というのがとても大事で、女子会という言葉そのものが持つコンテキストに大いに助けられていました。華やかで、可愛くて、キラキラして、楽しそうな場所というイメージ。言葉ひとつで女子会に入会しやすくなったという声もありました。しかし成長するにつれて、女子会という名前にはさまざまな意見もいただきました。「女子」だと年齢制限があるように感じる、女性を女子と子供っぽく呼ぶのはどうなのか?女性だけの集まりはあるのに男性のはないのか?など。そういった提案があるという事は驚きましたが、嬉しくもありました。Tableau女子会の認知度が上がったという結果であるし、次のフェーズに来ているのかもと感じ始めていました。

2019年、世界中のTableauユーザーが集まる<Tableau Conference※>に参加した際、Data + Womenというセッションにて、「女性がリードする女性のコミュニティ」を謳っていました。それを聞いて「これだ!」とピンと来ました。最初は女性がマイノリティだったから、閉じて安全なコミュニティを形成していましたが、走り続けるうちにもはや私たちは後から追いかけるのでなく、先を走っているようなコミュニティになっていたのです。ならば女性だけのための閉じたコミュニティではなく、女性がリードするコミュニティにするべきだなと。それまでTableau女子会は「女子会」という言葉が元々持っているコンテキストを借りてここまで成長してきました。しかしこれからはそのコンテキストを借りなくても独立したコミュニティとしてのブランドを持つことができるという確信がありました。だから私たちは「Tabjo」というニュートラルで新しい名前を選びました。色々な思いを持つ人がいることを理解した上で、私たちを育ててくれた「Tableau女子会」という言葉に感謝と誇りを持ちつつ、私たちはもう女子だけで集まる会ではなく「Tabjo」ですと名乗っています。
コミュニティに所属している人は、2パターンあって、ひとつは、コミュニティに参加して人脈を活かして羽ばたくタイプと、もう一つは、会社では自分が参加しているコミュニティを隠して活動している人。個人的な考え方ではありますが後者はもったいないタイプだと思っています。自分がそういうコミュニティに所属していることもっとアピールした方がいいです。もちろん、第3の居場所としてコミュニティに属している方もいらっしゃるので、色々な考えがあります。ですが、自分がどんな活動をしているのか、どこに所属しているのかを広く知ってもらうことで、自分自身がどういった存在であるかを周囲にわかってもらい、自分を偽らずに生きることができるようになると考えています。

次回

後半ではKTさんが製品のデモされるときに気を付けていること、DATA Saber認定制度について伺います。ぜひ後半もお楽しみに!

※Tableau Conference
https://www.tableau.com/community/events/conference

Voicy わおんDX

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