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生産情報の迅速な集計および生産ラインの見える化を目的にOracle Cloud Infrastructureを導入 オムロン阿蘇

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は、2021年4月5日、オムロン阿蘇株式会社(本社:熊本県阿蘇市、代表取締役社長:所 幾司)が、同社の生産革新活動の一環として自社にある工場内の「生産ラインの見える化」および経営でのデータ活用推進を目的とした生産データの活用基盤に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で提供される「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入したことを発表しました。

「Oracle Autonomous Data Warehouse」および「Oracle Analytics Cloud」により、拡張性、セキュリティに優れ、多機能なデータ活用基盤を低コストで導入し、生産データの集計・分析を自動化かつセルフサービス化、生産ラインの安定した稼働および従業員の業務効率向上に寄与します。

背景

1973年の創業以来、環境エネルギー関連装置・機器製造を行うオムロングループのものづくり企業であるオムロン阿蘇は、アナログセンシング&コントロール技術をベースに、次世代のエネルギーニ―ズに応える製品の開発・生産を行っています。生産現場に密着したオムロン独自の“生産革新活動(PPI:Product and Process Innovation)”と、より次元の高い品質・価格・短納期(QCD)を実現するための改善活動を通じた生産性・収益性の向上が、ものづくりを支えています。この生産革新活動の一環として取り組んだのが、工場内の「生産ラインの可視化」です。同社はこれまで、現場の従業員が手作業でカウントし、そのデータを終業後に収集して表計算ツールへ入力・集計するという方法で生産ラインの稼働実績の把握を行っており、リアルタイムな生産進捗状況の把握、属人化による作業ミス防止および作業負担削減による業務効率向上が求められていました。オムロン阿蘇は、これらの課題を解消しながら、可視化された生産データの経営判断への活用を推進するため、生産情報などの製造データを収集・集計・可視化するシステム構築に着手しました。

選定のポイント

オムロン阿蘇では、日々の生産革新活動でデータ分析範囲を徐々に広げていくため、新しいデータの取り込みや製造データだけではなく、財務情報や経営データを含む他のシステム内データとの連携性を重視しました。複数のデータ分析ツールを比較評価した結果、活動の中心となる現場担当者や経営層にも直感的なユーザーインターフェースや高い操作性を評価し、「OCI」で提供される「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を選定しました。「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」は、高い性能および高度なセキュリティを備えながら、オンプレミスで稼働する他社ツールと比較して導入コストを約70%削減しています。また、他社がユーザー・ライセンス課金であるところ、「OCI」では従量制課金でサービスを利用可能で、将来的な分析画面追加などの工数やデータの増加に伴う開発者や利用ユーザー数の追加の際にも運用コスト増加の懸念がない点も選定のポイントとなりました。

導入に際して

オムロン阿蘇では、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門の支援のもと、1カ月という短期間でデータ活用基盤を構築、生産ラインの進捗状況を可視化する画面作成を完了し、2020年5月から順次運用を開始しています。ソーラーパワーコンディショナの生産3ラインに、生産した製品の通過を自動カウントするRFIDの仕組みを構築し、そのデータを自動集計して生産開始時間・工程完了時間・生産数などの情報を可視化しています。可視化された画面は、工場内モニターで生産現場従業員が進捗確認を行うだけでなく、本社オフィス内に設置した大画面モニターでも表示するほか、コロナ禍での在宅勤務中の従業員も自宅でPCからアクセス可能で、現場担当者、経営者や生産部門の監督者・管理者が同じ生産ラインの進捗状況をリアルタイムで確認できる環境を実現しています。これにより、生産ラインに異常を検知した際にはリモートで迅速かつ適切な対応手段を協議でき、より迅速かつ効果的な対応を講じることが可能になりました。また、これまで手作業でデータを収集し、表計算ツールに入力・集計していた現場の作業負荷や本社担当者の工場や現場への移動時間の削減などの従業員の業務効率向上に加え、異常発生時の生産部門の監督者・管理者や現場従業員の心理的負担の軽減にも寄与しています。

オムロン阿蘇では、今後の取り組みとして、基幹システムとの連携による売上実績などの経営数値の見える化、異常発生の検知、セグメント別の生産・売上実績推移などの可視化を検討しています。

オムロン阿蘇株式会社 生産部 製造課 製造係 山内 陽平 氏コメント

「Oracle Autonomous Data Warehouse」および「Oracle Analytics Cloud」で生産ラインを可視化したことで、ラインの進捗状況の把握や異常への対応を迅速に行え、生産計画に沿った生産管理を行うことが可能になりました。これらの実効性をもとに、生産革新活動の改善で必要となるデータや分析パターンの追加など、分析項目を試行錯誤しながら強化し、現場担当者へのセルフサービス分析での利用拡大を推進していきます。また、経営層が意思決定に必要な経営数値や分析ニーズも精査しながら、経営に寄与するシステムとして展開していきたいと考えています」

日本オラクルについて

私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

オラクルについて

オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。

社 名     :日本オラクル株式会社
代表者   :内海 寛子
URL      :https://www.oracle.com/jp/index.html
主要業務 :情報通信 本社所在地:東京都港区北青山2-5-8オラクル青山センター

▼外部リンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000057729.html

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