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9月の景気動向、製造業は受注減、建設は需要拡大で前月に続き改善傾向

TDB景気動向調査・9月

帝国データバンクは10月3日、2019年9月の景気動向調査を発表しました。製造業が悪化していますが、建設の需要が景気を押し上げ、前月同様小幅ながら改善の動きとなっています。

小売り・建設・サービス業が改善

2019年9月の景気DIは、45.0で前月より0.3ポイント改善。2か月連続の改善となりました。企業規模別では、「大企業」「中小企業」「小規模企業」とも1年2か月ぶりにそろって改善しました。

改善しているのは建設業で、1.0ポイント増加の53.1。3か月連続の改善で、消費税前の駆け込み需要、東京五輪を控えた建設投資などにより工事が活発化したことがあげられます。

小売業は42.6。前月比2.4ポイント増加で、4年8か月ぶりの大幅増加となりました。サービス業は51.0で、ラグビーWカップ開催による宿泊重要が拡大し、3か月ぶりに改善となりました。

製造業は社会情勢により悪化

悪化しているのは、製造業で40.6。5か月連続悪化となっており、自動車販売台数の減少、米中向け自動車部品の輸出低迷、半導体や機械製造業種で受注減。ほかにも人手不足の悪化や、台風の影響による企業活動の停滞など、様々な要因があげられています。

今後の低迷が懸念

改善傾向の一方で、消費税増税による今後の消費の落ち込みが懸念されています。

さらに人件費や燃料費の負担増、日韓関係の悪化や世界的な金融緩和政策などが影響し、注意深く動向を観察する必要があると報告しています。

(画像は写真ACより)

▼外部リンク

帝国データバンクのプレスリリース
http://www.tdb.co.jp/press/k191001.html

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