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【市場は微減で推移】国内理美容市場の現況

市場規模は昨年調査比0.5%減

6月27日、2018年の国内における理美容市場に関する調査の結果が矢野経済研究所によって報告されました。

報告によると、2018年の国内におけるの市場規模は2兆1382億円(昨年2018年と比較して0.5%の減)と見込まれ、わずかに市場が縮小していることがうかがわれます。なお、理容と美容の単体ではそれぞれ6295億円(同0.7%減)、1兆4984億円(同0.4%減)となっています。

事業者売上高ベースでみる理美容市場

この調査は、矢野経済研究所が国内の理美容チェーン、理美容商社・卸、理美容化粧品・機器メーカー等を対象に、直接面談、電話・メールによる聞き取り、郵送アンケート調査、そして文献調査を併用する方法で行い、市場の概況や将来展望等を明らかにしようとしたものです。

なお、この調査における「理美容市場」は、理容室と美容室で提供する施術(理髪・パーマネント・カット・セット・カラー等その他サービス)および物販サービスの事業者売上高から算出されたものです。これには出張、無店舗型サービス(訪問理美容サービス、無店舗での物販等)も含まれています。

実利・コスパ重視の顧客が増加か

報告では、理容市場においてはヘアカットなどに特化した実利的な施術メニューを重視する傾向が強まっていること、また美容市場については付加価値型サロンと施術メニューやサービスを特化した低価格サロンチェーンの2極分化が進行していることが指摘されています。

理容における低価格チェーン店や、美容における低価格サロンの浸透が進んでいるのは、理美容において、いわば「コスパ重視」の流れが強まっているものと解釈することができそうです。10月に予定されている消費税増税を機に、こうした流れはより強まり、顕在化するものとみられます。

今後、市場規模を維持・活性化していくにあたり、理美容業界そして個々の事業者には、付加価値の高いサービス提供などの客単価上昇につながる施策を積極的に打ち出していくことが求められています。

このほか、調査結果の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

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