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【高級食パン人気ですが】パン製造小売業者の経営実態調査

帝国データバンク調べ

4月23日、「パン製造小売業者756社の経営実態調査」の集計・分析結果が帝国データバンクによって発表されました。

発表によると、売上高合計の規模は2016年度まで緩やかに拡大傾向をたどってきたものの、2017年度は微減となっていることがわかりました。また、売上高上位の大手企業8社のうち6社が減収となっており、大手業者が軒並み業績に悩む状況がうかがえます。

初の「パン製造小売り」実態調査

この調査は、帝国データバンクの持つ企業概要ファイル(147万社収録)から「パン製造小売」を主業としている全国756社(法人、個人営業)が抽出されて集計・分析されたもので、今回初めて行われたものです。

調査における「パン製造小売」は「パン類を製造し、その場所で小売をする企業」と定義されています。したがって、移動販売式パン屋はこれに含まれますが、「パン製造」を主業としている製パン業者は集計の対象にはなっていません。

事業者の大半は小規模

発表によると、パン製造小売業者の売上高合計の規模は、2016年度までは緩やかに拡大傾向であったものの、2017年度はわずかに減少に転じ、2814億5800万円(前年度比1.2%の減)となっています。

続いて事業者数を売上高(年商)規模別で見ると、調査単位で最も小規模の「1億円未満」が約6割(458社)で最多でした。一方、規模の大きい「50億円以上」は10社でした。

また、売上高規模別に年商の増減比率を見ると、減収率が最も高いのは50億円以上の大手企業で70%(7社)を占め、増収率が最も高いのは「10億円以上50億円未満」の中堅業者で64.9%(24社)であったことがわかっています。

パンブームの実態は

ここ数年、いわゆる「高級食パン」ブームなどを背景にプレミアム感を訴求したパン専門店が各地に出現して、全国的にパンブームの様相を呈しています。しかしのその一方で、大手パン製造小売りチェーン、また多品種をそろえる地域のパン屋さんが苦戦気味であるという実態があるようです。

この他、調査結果の詳細が帝国データバンクのサイトに掲載されています。

(画像は帝国データバンク公式サイトより)

▼外部リンク

帝国データバンク公式サイト パン製造小売業者756社の経営実態調査
http://www.tdb.co.jp/report/watching/
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/

帝国データバンク公式サイト
http://www.tdb.co.jp/index.html

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