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ウエスタンデジタルとWekaIO、HPCやMLアプリ向けのアーキテクチャ提供で協力

データ処理中心のエンタープライズワークロード向けとしてNVMeの採用を促進へ

データストレージソリューション事業を手がけるウエスタンデジタルは8日、データ処理を中心とするハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)や機械学習(ML)アプリを主な対象とする高速スケールアウトアーキテクチャの提供を目指し、WekaIOとの協力を開始したことを明らかにしました。米国時間の3月5日より、提携がスタートしています。

WekaIOは、データ集約型アプリ向けとして高速・高性能でスケーラブルなファイルストレージソリューションを提供しており、ウエスタンデジタルとの間では、複雑な次世代アプリワークロード向けの対応、ウエスタンデジタルの戦略的投資ファンドであるウエスタンデジタル・キャピタルからWekaIOへの投資といった活動により、NVMe対応のフラッシュプラットフォームやオブジェクトストレージの採用促進を図るプロジェクトを共同で進めてきた実績があります。

今回発表された新たなコラボレーションは、こうした両社の関係性をさらに深めるものであり、高速でシステムの処理能力をアップさせたい、スケールアウトなアーキテクチャの導入を望む顧客企業のニーズに応えるものになると考えられています。

データをより有効に、効率よく移動・活用を!

近年、エンタープライズ市場では、従来のHPCや機械学習環境のパフォーマンス向上の観点から、NVMe(Non-Volatile Memory Express)と呼ばれるフラッシュストレージでの通信を最適化する新プロトコルの導入・実装を望む向きが強まっています。

ウエスタンデジタルとWekaIOは、いずれも低遅延で高性能なパフォーマンスが要求されるエンタープライズ領域でのアプリにおけるNVMe採用サポートで業界を牽引する存在となっており、この2社のタッグは強力なものとなるでしょう。

画像認識や株式売買、地理空間情報画像、各種テキストなど、変更や修正のない膨大なデータが集約されるケースなどにも有用で、ウエスタンデジタルのNVMe対応プラットフォームによる大幅なパフォーマンス向上や、展開も容易で高い実績を有する同社の「ActiveScale オブジェクトストレージシステム」がもたらす耐久性や拡張性といったメリットももたらされるとされています。

2社の協力により、今後はウエスタンデジタルのNVMeプラットフォーム上で、WekaIOの代表製品といえる世界最速の分散ファイルシステム「WekaIO Matrix」を作動させられるものとなり、「ActiveScale オブジェクトストレージシステム」のスナップショット機能も活用可能となることから、あらゆる構造化されていないデータについても、幅広くコスト効率の良いクラウドアーキテクチャを利用したシームレスな移動と適切な保護、変換が実現できるようになり、さらなるデータの有効活用が促進されると見込まれています。

今回のコラボレーションには、「WekaIO Matrix」ソフトウェアと、ウエスタンデジタルのNVMeプラットフォームポートフォリオやActiveScale オブジェクトストレージシステムをより強固に統合する新たなストレージ機能の開発や、マーケティング活動における連携までが含まれており、両社は今後、これまでにない革新的で優れた効率性をもつソリューションを市場へ積極的に提供していきたいとしています。

そのほか、各種ソフトウェア、プラットフォーム、システムなどについても共同開発と提供を進めていく方針としており、最先端技術を用いた複雑なワークロードにも高速で対応する、最適なソリューション提供が進んでいくと期待されます。

(画像はWekaIO ホームページトップより)

▼外部リンク

ウエスタンデジタルによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000041736.html

ウエスタンデジタル ホームページ
https://www.westerndigital.com/

WekaIO ホームページ
https://www.weka.io/

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