BI online

ビジネスニュースをデータ活用の視点から幅広く配信

【EU離脱を巡る影響は】英国進出中の日系企業は707社、5485拠点

多岐にわたる業種が進出中

3月25日、「日系企業の英国進出状況」調査の結果が東京商工リサーチから報告されました。

報告によると、現在、英国に進出している日系企業は707社、また展開されている拠点は5485拠点とされています。またそれらの業種は、輸送、また輸送に付帯するサービス業や一般機械器具製造業、卸売業など多岐にわたっているようです。

「WorldBase」を用いた調査

この調査は、東京商工リサーチが、自社で保有する国内企業データベースおよびDun & Bradstreet(ダンアンドブラッドストリート)の海外企業データベース「WorldBase」を活用して、日系企業の英国進出状況を把握しようとしたものです。

関税、通関手続きで混乱不可避か

英国のEU離脱によって起こると考えられることの第一は、これまでEU域内取引で発生していなかった関税の発生と、それに伴う通関手続きの混乱です。

報告では、英国に進出中の日系企業の拠点数は、産業別に多いものから運輸業(1408拠点)、小売業(1207拠点)、サービス業(1010拠点)、製造業(753拠点)とされています。関税と通関手続きに関する制度変更があるとすれば、これらに対して直接または間接的な影響が避けられそうにありません。

メーカー等の事業見直しが関連企業にも影響

また、日系メーカーや金融機関が英国のEU離脱に伴うネガティブな影響を低減するために、英国における生産や事業体制の見直しを行うことになった場合の、これらと関係を持つ周辺企業への影響にも注目する必要があります。

例えば日系メーカーが英国での生産・事業を縮小するとなれば、そこへ部材を納入するなどの関係を持つ企業もまた事業の見直しを迫られるであろうことは明らかです。こうした連鎖的な事象と、それに伴う諸企業の収益への影響も気になるところです。

この他、調査結果の詳細が東京商工リサーチの公式サイトで報告されています。

(画像は東京商工リサーチ公式サイトより)

▼外部リンク

東京商工リサーチ公式サイト「日系企業の英国進出状況」調査
http://www.tsr-net.co.jp/news/

東京商工リサーチ公式サイト
http://www.tsr-net.co.jp/

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top