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18年動画配信市場、SVODは1,680億円規模で大手が拮抗

GEMがVOD市場に関する最新レポートを公開

エンターテイメント業界のマーケティング事業を担うGEM Partners株式会社は20日、2018年の動画配信(VOD)市場と、2023年までの市場規模動向を予測した最新レポート「動画配信(VOD)市場5年間予測レポート」の提供を開始しました。主な調査結果が公開されています。

調査には、GEM Partnersが実施した「動画配信/放送/ビデオソフト市場 ユーザー分析レポート(2018年10月調査版)」のほか、「VOD分析ツール」や総務省統計局の「人口推計」など各種調査資料、関連各社のIR資料、報道発表資料、Webサイト掲載情報などがデータとして用いられました。

市場規模の金額に関しては、消費者がサービス事業者に対して支払った金額の総額をベースとしており、広告主が配信事業者に支払う広告費は含まれていません。なお、先述の2018年10月調査版分析レポートは、全国の15~69歳男女を対象とし、2018年10月20日~10月23日の期間に実施したもので、有効回答者数は14,825人でした。

まず、2018年の動画配信市場規模ですが、全体推計で前年比19.5%の増加見込みとなりました。一般社団法人デジタルコンテンツ協会が発表した2017年の市場規模は、1,850億円であったため、これをもとに算出すると、2018年は2,211億円規模と推計されます。

このうち「定額制動画配信(SVOD)」が占める割合は、全体の76.0%で、次いで多い「レンタル型動画配信(TVOD)」が13.5%、「動画配信販売(EST)」は10.6%となっています。

市場規模の大きさで他を圧倒するSVODは、2017年の1,429億円規模から1,680億円規模に拡大、サービス事業者別での推計結果では「dTV」が最多の13.7%、「Hulu」が続く11.6%、「U-NEXT」が11.1%でした。しかし、これらトップ3はいずれも2017年時より市場占有率が低下しています。

一方、4位の「DAZN」、5位の「Amazonプライム・ビデオ」、6位の「Netflix」はシェアを伸ばしました。その結果、6位までの事業者が10%前後で拮抗するかたちになっています。このほか11位の「Abemaビデオ」の成長も目立ち、前年比1.6ポイントのアップで2.2%となりました。4~6位のサービスとともに、定額制動画配信市場の拡大を強く牽引する存在になっています。

動画配信市場の今後は明るい?2023年には3,000億円規模の予想

消費者調査の結果と、日本国内および先行する米国での動画配信における普及実績を踏まえた、今後5年間を見据える市場将来予測の結果によると、2018年から2023年にかけ、市場は年平均6.3%という堅調な成長をみせるものと試算されました。仮にこのペースで成長が続いた場合、2023年時には動画配信市場は全体で3,000億円規模にまで拡大することとなります。

一方、同じエンターテイメント動画のサービスながら、DVD・BDの販売・レンタル市場は近年、衰退傾向にあります。これまでのペースと同じ割合でシェアを低下させていった場合、2023年には動画配信とDVD・BD(販売・レンタル含む)を合わせた総合市場における動画配信のシェアが52.2%にまで高まり、過半となって、DVD・BDのもつ市場シェアを上回る見込みになりました。

なお、こうした動画配信市場に関し、最新の予測結果をまとめたレポートの詳細は、GEM PartnersからPDFレポートとExcelデータ集のファイルダウンロード形式で有償提供されており、価格は300,000円(税別)となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

GEM Partners株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
https://gem-standard.com/news_releases/198

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