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AIと電力データを用いた不在配送回避システム、JDSC・佐川・東大が共同開発

実証実験の2020年中の実施が目指される

株式会社日本データサイエンス研究所(以下「JDSC」)は、2019年10月31日、「AIと電力データを用いた不在配送問題の解消」に関して、佐川急便株式会社ならびに東京大学大学院 越塚登研究室・田中謙司研究室と共同研究を行うと発表しました。

JDSCは、ITシステムやデータサイエンスなどに関する事業を展開している企業です。同研究では、「AIと電力データを用いた不在配送回避システム」実証実験の2020年中の実施が目指されます。

AIを活用した配送ルート提案システムを開発

近年、不在配送の件数は全宅配件数のおよそ2割に達しており、年間9万人分の労働力が不在配達のために費やされていることになります。3者の共同研究は、この問題の解決を目指して行われるものです。

JDSCは、物流最適化・需要予測・教育といった幅広い分野でアルゴリズムモジュールの開発しており、AIを用いた電力データ解析・活用技術についても現在特許を申請しています。同社は、東大・田中研究室と連携して、このAIを活用した配送ルート提案システムを開発。2018年の配送試験では、不在配送を9割減少させる成果も達成しました。

シミュレーションを2019年9月に実施

JDSCと田中研究室は同システムについて、佐川急便が保有する配送実績データを用いたシミュレーションを、2019年9月に実施。結果、不在配送の削減と総配送時間の短縮といった効果が、確認されました。この成果を受け、今回の3者共同研究は開始に至っています。

JDSCは今後、2者と共に「AIと電力データを用いた不在配送回避システム」のプロトタイプを開発するとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「AI活用による不在配送問題の解消」3者共同研究開発に合意 – 株式会社日本データサイエンス研究所
https://jdsc.ai/

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