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パチンコ・パチスロ産業とファンは今後どこへ

産業の現状と将来に懸念あり

9月13日、国内におけるパチンコ・パチスロ参加人口、パチンコ産業重要指標に関する予測が矢野経済研究所によって報告されました。

報告によると、2018年度の国内におけるパチンコ・パチスロ参加人口は820万人と推計されており、その内訳はパチンコファンが672万人、パチスロファンが504万人(重複=双方のファンあり)とみられています。

パチンコ・パチスロ参加人口は2000年代半ばから減少傾向が続きり、あわせてパチンコホール経営企業の廃業も相次いでいます。

また2018年の法改正に伴う人気機撤去と新規則機への総入れ替えの流れが、既存のファンの離脱やホールの経営圧迫を招くことも危惧されており、市場の維持・成長に懸念がある状況といえそうです。

インターネットアンケートを活用

この調査は、矢野経済研究所がパチスロファン、パチンコホール経営企業、遊技機メーカーを対象に、インターネットアンケート調査および研究員による市場予測を通して、パチンコ・パチスロファンの遊技動向等、またパチンコ産業の将来展望等を明らかにしようとしたものです。

なお、調査で算出された参加人口については、インターネットアンケート調査によって得られた結果を基に拡大推計されたものです。

暗いニュース多く、産業の今後が気になる

調査では、パチンコ・パチスロ産業に関わるいくつかの重要指標を設定し、それらを通して産業の実態と将来展望を捉える試みがなされています。

例えば、同産業の「市場規模」は、「売上高(貸玉・メダル料)」と「粗利額」という2つの指標で検討されています。売上高においては、法改正に沿った新規則機が売り上げ性能として従来より低いこと、それに店舗・遊技機の減少が相まって、近い将来に加速度的な市場縮小があることが予測されています。

また売上高の減少が進行すれば、市場全体の粗利額も大きく低下していくことでしょう。その先にある予測は、ホール経営企業における設備投資の困難であり、さらなる集客減と市場悪化です。

産業全体が非常に厳しい環境にさらされている中、従来のパチンコ・パチスロファンとホール経営企業がそれぞれ今後どのように自信の「楽しみ」と「利益」を確保していくのか、具体的な動きが気になるところです。

その他の重要指標に関してなど、報告の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2165

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

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