BI online

ビジネスニュースをデータ活用の視点から幅広く配信

【パックにプリント】需要堅調でパッケージ印刷市場の成長が続く

食品パッケージが中心的需要。インバウンド回復も追い風

9月6日、国内のパッケージ印刷市場に関する調査の結果が矢野経済研究所によって報告されました。

報告によると、2018年度の国内におけるパッケージ印刷市場の規模は1兆3825億5000万円(前年と比較して0.9%の増)と見込まれています。

近年、同市場は堅調に推移しており、その背景としては、これまで主として市場を支えてきた食品・菓子分野の需要が引き続き好調であること、そして日用品や化粧品の分野(特にインバウンドによる)の需要回復傾向があることが指摘されています。

軽包装材と紙器

この調査は、矢野経済研究所が国内の軟包装印刷コンバータ、アルミニウム加工箔メーカー、紙器印刷コンバータ等を対象に、専門研究員による直接面接取材、電話ヒアリング、郵送アンケート調査、ならびに文献調査を併用する方法で行い、市場の諸動向を明らかにしようとしたものです。

この調査における「パッケージ印刷市場」は、「軟包装分野と紙器分野を対象とするコンバーティング(印刷加工)市場」と定義されています。このうち「軟包装」は、プラスチックフィルム包装材(アルミニウム加工箔包材を含む)、「紙器」は、主に外装用途で使われる紙製の箱のことです。

市場は拡大、しかし伸び率は小幅との予測

報告ではパッケージ印刷市場の将来予測として、堅調な需要を背景とした拡大は今後も続くものの、伸び率は小幅にとどまるであろうと予測されています。

その要因として特に挙げられるのは、ユーザー企業のコストダウン要請と、省包装化の動きの活発化です。

商品本体と比べて包装・印刷はコストダウンの対象になりやすいと思われます。また、環境への配慮の風潮が高まるほど「包装」に対する視線が厳しくなることはこれまでにも目にすることがありました。

こうした避けがたい事情を前に、市場に参入している諸企業が今後どのような取り組みをしていくかに注目したいところです。

このほか、調査結果の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2143

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top