BI online

ビジネスニュースをデータ活用の視点から幅広く配信

【制服&仕事着の世界】建設とインバウンド需要が支えるユニフォーム市場

ワーキングユニフォームの好調を背景に市場は堅調

8月30日、国内におけるユニフォーム市場に関する調査の結果が矢野経済研究所によって報告されました。

報告によると、2018年度の国内におけるユニフォーム市場の規模は5254億円(前年度と比べ1.7%の増)でした。同市場は微増を続けながら堅調に推移しており、その背景については、特に建設・インフラの整備が近年活発であることに伴うワーキングユニフォームの需要の好調さがあるものと指摘されています。

しかし、オフィスユニフォームとスクールユニフォームはマイナス推移となっています。これらの需要減の要因としては、前者についてはオフィスにおける省力化・少人数化および脱ユニフォームの流れの進展、また後者については少子化の影響があるものと推察されています。

4分野のユニフォームを調査

この調査は、矢野経済研究所が国内の有力ユニフォームメーカー等を対象に、研究員による直接面談、電話・e-mail等によるヒアリング調査および文献調査を併用する方法で行い、市場の動向、参入企業の動向、そして将来展望を明らかにしようとしたものです。

なお、この調査における「ユニフォーム」は、ワーキング(食品以外の製造工場、建築業向け等の現場作業着)やスクール(学校制服)、サービス(飲食等の接客業、病院・介護施設の白衣等)、オフィスユニフォーム(事務服等)の4分野のユニフォームが対象にされています。

市場の規模はこれらのユニフォームのメーカー出荷金額ベースで算出されています。

いずれは減少局面に入るとの予想

建設需要に伴うワーキングウェアの好調、さらにインバウンドによるサービス(ホテル・レストラン等)需要に伴うサービスユニフォームの好調を背景に現在好調に推移する市場ですが、報告では、「いずれは減少局面になる」と予想されています。

オリンピック・パラリンピック後の建設需要がどのようになるのか、またインバウンド需要が現在の水準(または現在以上の水準)でこのまま継続していくのかどうか、需要(ユニフォームを必要とする)側の業界事情が大きく影響してくる市場であるため、参入企業のリスクヘッジ行動等、今後の動きが注目されます。

このほか、調査結果の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2194

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top