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【機能性とデザインが魅力】建築家住宅市場は堅調に推移中

注文住宅の4%が建築家住宅

8月22日、建築家住宅市場に関する調査の結果が矢野経済研究所によって報告されました。

報告では、2018年の建築家住宅新設着工戸数は11,300戸(前年度から300戸の増)と推計されています。またこれを持家一戸建(以下、注文住宅)の着工数に占める割合でみると4.0%(前年度から0.1%の増)にあたることになります。

建築家住宅市場は、着工戸数、またその注文住宅に占める割合ともに2015年度以降、堅調に推移していると評価されています。

こうした状況の背景として、デザインや機能性を求める顧客による建築家住宅への注目の高まり、またそうした顧客が接触できる建築家紹介サービス等が整備され、充実してきたことがあるものと指摘されています。

「独立建築家によって設計された住宅」

この調査は、矢野経済研究所が建築家住宅供給事業者を対象に、研究員による直接面談、電話・email等によるヒアリング調査および各種文献、公開情報等の収集・分析する方法で、同市場に関する現況、参入企業の動向、将来展望を明らかにしようとしたものです。

なお、この調査における「建築家住宅」は、「独立した建築家によって、基本設計された住宅」と定義されており、ハウスメーカーや工務店の社員建築家もしくは専属的に建築家として契約しているケースは含まれていません。

また、市場には、建築家マッチングサービス等の「建築家と建てる家をコンセプトに展開するサービス」も含まれるとされています。

紹介サービスの充実が建築家住宅のハードルを下げる

報告では、注目できるトピックとして、建築家紹介サービス等の浸透によって建築家住宅の需要が拡大していることが挙げられています。

顧客が建築家と注文住宅を設計・建築する場合、これまでは紹介等を通じて「直接建築家に依頼する」という方法が主流で非常にハードルが高いものでした。しかし近年、建築家紹介サービス事業者が取り組み強化によって、同サービスを介して依頼する方法が浸透してきているようです。

このことが、建築家住宅の認知向上と新設着工戸数増加の背景にあるものと推察されています。

このほか、調査結果の詳細が矢野経済研究所のサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2219

矢野経済研究所 公式サイト
https://www.yano.co.jp/

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