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パチンコホールの経営実態が全体的に苦境

4年連続で売上高が減少中

5月30日、「パチンコホール経営業者の経営実態調査」の集計・分析結果が帝国データバンクによって発表されました。

発表によると、調査対象となったパチンコホール経営業者1892社の売上高合計は2014年以降4年連続で減少しており、増収企業の数は減少傾向、また倒産企業数は増加傾向であることがわかりました。数値でみる限り、パチンコホール経営業者の経営環境が悪化の傾向にあることがうかがわれます。

2018年までの5期分を調査

この調査は、帝国データバンクの持つ企業概要ファイル(147万社収録)から、2014年から2018年の5期分の決算が判明しているパチンコホール経営業者1892社が抽出されて、その売上高合計などについて調査・分析されたものです。

なお、抽出されたデータは2018年5月時点のものです。

増収企業は減少、倒産企業は増加

発表によると、対象1892社の売上高は2014年(19兆5090億円)から4年連続して減少しており、2018年は15兆8438億円でした。5年間で3兆6652億円、約18.8%減少ということになります。

続いて、この中で増収を記録する企業数の推移をみると、2015年に184社、2016年に144社、2018年に111社と、徐々に減少していることがわかります。

また、倒産件数をみると、2018年は26件発生しています。さらに2019年は4月末時点ですでに8件発生しており、これは昨年よりも速いペース(2018年4月末時点では3件)で倒産が発生していることになります。今後も倒産件数がより増加する可能性が指摘されます。

ただし、倒産が増加しているとはいえ、2018年においては負債額100億円を超えるような大型倒産が発生していないこと、負債総額は減少していたことは、近年長らく苦境にある業界環境おいて、ひとすじの光明と言えるかもしれません。環境悪化に歯止めがかかりつつあるとも解釈できそうです。

この他、調査結果の詳細が帝国データバンクのサイトに掲載されています。

(画像はフリー写真素材ぱくたそ より)

▼外部リンク

帝国データバンク公式サイト パチンコホール経営業者の経営実態調査
http://www.tdb.co.jp/report/
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/

帝国データバンク公式サイト
http://www.tdb.co.jp/index.html

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